それでは、4つのステップに入っていきましょう。
いきなり文章を書き始めても、途中で行き詰まってしまうことが多いです。特にユーザーに読んでもらいたい文章ならなおさらです。
まずは、ページで伝えたい内容を、簡潔な小見出しとして書き出しましょう。
3〜5つ程度の小見出しにまとめ、主題と関連する項目を整理するのがポイントです。それ以上多い場合は、ページを分けたり、主題を増やして見出しを整理しましょう。
小見出しだけを読んで、そのページで伝えたいことがわかるか確認しましょう。
ユーザーはあなたの文章を熟読しないことが多いので、小見出しの流れを読んだだけで内容が伝わるように見直します。
何度か確認し、小見出しの順番や内容を微調整して、ページ全体の骨組みをしっかりつくりましょう。
小見出しが決まったら、その小見出しに沿って内容を箇条書きで書き出します。
文章力に自信がある場合はそのまま書き進めても良いですが、箇条書きにすることで、要点が整理され、伝えたいことが明確になります。
接続詞や細かな表現は気にせず、要点のみを書き出すことで、文章がまとまりやすくなります。小見直しも簡単なので、初めて文章を書く人にもおすすめです。
箇条書きが完成したら、それを丁寧な文章に書き直します。
例えば、簡潔な箇条書きを「です・ます調」の丁寧な表現に変え、適切な接続詞を使って文章のつながりを持たせます。接続詞が思いつかない場合はそのままでもまかいません。もっとも重要なのは、文章が相手に伝わることです。ユーザーが不快にならないように注意しながら、丁寧な文章に仕上げていきましょう。
すべての文章が完成したら、重要な部分の文章を装飾して目立たせて、メリハリをつけます。
文章が立体的に見えてきます。
最初から装飾を行うと、装飾過多になりがちですので、文章の構成が完成してから装飾を行いましょう。装飾を適度に使うことで、見やすく伝わりやすい文章になります。
初心者は特に、最初から装飾を避け、完成後に装飾を行うことをおすすめします。
この4つのステップを実践すれば、ユーザーに伝わる文章が書けるようになります。難しいことは一切ありませんので、実際に試してみてください。あなたの望んでいる成果が後からついてくることでしょう。